松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

【標題】舌尖吃出禪味

舌尖…舌の先
吃出〇〇…食べているうちに〇〇の味が出て来る
禪味…禅風の味わい
 ➡「吃出 禪味 … 食事が禅風になってくる」


 字面からすると、こういうことだと思うのですが、いざ日本での題名は?と調べてみると、


まるで禅問答のような話ですが、
【見出し】土を喰らう十二カ月
とのことです!


 毎日映画コンクールで沢田研二さんが男優主演賞を獲った映画ということで、映画界ではちゃんと話題になっていたということを、今回、題名調べをしてみて初めて知りました。


 頭書の記事は、香港の週刊誌『亜洲週刊』の2023年1月16日-1月22日号の映画の講評欄のものです:


 この雑誌では、毎号1ページに2本の映画が紹介される中、ほんの時たま日本の映画も採り上げられます。


 本号では、←左のように、『土を喰らう~』と、香港映画と覚しき『舌戰贏得公義』という法廷ものとの2本の映画の紹介でした。


 もしかすると、法廷の舌戦という香港映画と、作家・水上勉の少年時代の禅寺での料理の経験を料理研究家・土井善晴が監修したというこの日本映画が講評対象候補中に有り、『舌』をキーワードにすれば、組み合わせとして完璧だ!ということで『舌尖~』という禅問答のような見出しが出来たのだとすると、かなりのアイディアだと思うのですが、そう考えるのは私だけでしょうか。


 うがち過ぎかもしれませんし、そうではないかもしれません…