松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

「椎名五郎」という異形(いぎょう)人と対峙して…

 先日、長年使ってきたキャスター付きの木製椅子が壊れた。何と、毎日座っていたその座面が突然ミシミシ言い始めたかと思うと、あっけなく折れてしまったのだ。
 その日に急に体重が増したわけでもなければ、プロレスラーの尻餅技を真似して腰掛けたわけでもない。
 が、一度折れてみると、補強して使ってみようかと思ったどの方法でも修理が利きそうに無く、木材自体がもう寿命で全く耐性が無くなっているかのようだ。


 早速、役所の手続案内に従って粗大ごみの収集をお願いすることにした。
 私の集合住宅はすでに築何十年にもなり、粗大ごみ収集用の置き場は固定している。指定された金額の処理券を貼付し、収集日の朝8時までに置き場に出せば持って行ってくれることは何度も経験済みだ。


 しかし、私の家の場合、やや煩わしいことが有って、時々、普通の流れで事が進まないことがある。以前にも話をしたことが有るが、近所に居る「椎名五郎(仮名)」という近隣の攪乱者である。
 どういう風に網を張っているのか知らないが、人の家の情報を聞き付ける方法が有るらしく、何かを聞き付けては嫌がらせを仕掛けて来る。
 両親がまだ元気な時代、夜、寝る間も惜しんで仕事をし、すればするだけ儲かったという好景気を謳歌している時に、あまりにも荒唐無稽な言い掛かりを付けられ、誰も信じるはずが無いと思い放っておいたところ、どういう手を使ったものか、一人、二人と椎名の側に立つ者が現われたため、取り急ぎ火消しに回り正面からの衝突を避けようとしたことが有ったという。
 もしかすると、その時に「Mの家は、強く出れば引っ込む家系…」という印象を与えてしまったのかもしれない。


 こちらでは、単なる粗大ごみの処理であり、それ以上のことは考えていなかったのだが、何かが彼の癇に障ったのか、我がマンションに日中在職する管理人や近所の店舗等へ顔を出しては、「あのマンションのMは、近隣の合意を得ずに、世にも危険な物を勝手に処分しようとしている。人類の敵だ!」と訴え、仲間を集めて私の粗大ごみの収集を中止させようとしているらしいのだ。


 そんな馬鹿なと思い、捨てようとしているのは単なる「普通の椅子」だとその人たちに説明するのだが、「Mは『普通の椅子』と言っているらしいが、座って壊れるような椅子が『普通』であるわけがない。きっと、『腐敗菌』とかそういう類の生物兵器の一種が付着しているに違いない。」と、椎名は言い募っているらしく、「皆さんのために言っているのですから、是非一緒にMのごみの収集中止のため御協力下さい。」と、何とかM包囲網を築こうとしているらしい。


 言うことが言うことなので、彼の言うことをまともに採り上げる人は時とともに減ってきており、お蔭様で今回の粗大ごみの処理も予定通り恙無く行なえそうではあるのですが、それにつけても、「嘘も百篇言えば本当になる」という人種には何故そう嘘を言い続ける必要が有るのか不思議でしょうがありません。


 まるで中国共産党のように蠢く「椎名五郎」、「支那のゴロツキ」という異名を持つだけのことはある…


参考: