『香港』が倒れると『頑張れ』に…!?
遠藤誉氏らが著者である『世界はもう中国を許さない!』(宝島社)という本が昨年2022年3月に出版された。
単刀直入な題名が気に入ったので読んでみた。
内容は、もちろん題名が謳っているように中国共産党の施政や姿勢に物申すものなので、すとんと腹に落ちるものであったが、意外なものを見、ハッとしたのは、「アンビグラム」というデザイン文字だった。
■■■■■ p.159 より引用 始め ■■■■■
「いま香港では言葉狩りが起っています。2019年のデモの際に繰り返しコールされた『香港加油』というフレーズがあります。『香港がんばれ』という意味でしかないのですが、この言葉ですら、取り締まりの対象とされました」(香港在住、会社員男性)
昨年(※2021年)10月の香港マラソンで、香港と書かれているシャツを着たランナーがことごとく着替えを強制させられたのだ。それは、アンビグラムというデザイン文字の手法によって「香港」という文字を90度ずらすと「加油」となるデザインだったからだ。それは、かつてデモ隊がこのデザインを好んで使っていたためではあるが、香港という文字が香港で禁じられるという異常事態には変わりない。
■■■■■ p.159 より引用 終り ■■■■■
香港の文化の高さが感じられ、私も、こういうものを押し潰そうとする中国共産党がますます許せなくなった…
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