松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

【標題】“罷課罷工罷免獨裁國賊習近平”(まさかの党大会直前に…)

罷課 bà kè:学生が授業をボイコットする
罷工 bà gōng:ストライキを行なう、仕事をボイコットする
罷免 bà miǎn:(~を)罷免する
獨裁 國賊 習近平:独裁者で国賊の習近平(を)


【見出し】「授業も仕事も拒否し、独裁者の国賊習近平を罷免せよ」

 今日16日(日)開幕予定の、5年に1度の、党内最大の行事・中国共産党の党大会を前に、13日(木)、厳戒の首都北京の繁華街の高架橋に「まさかの横幕」が「2枚も」掲げられた。
 内容は、まさかの「『国賊・習近平』を討つ!!!


 ニュースの一報を聞いた時、夜中にでもこっそり張りに来たのかなと思ったが、
そこは天下の共産党の大行事、人権派だとか民主派だとかの危ない連中には事前に『北京 所払い』を食らわして地方に追い遣るなど、不穏分子の抑え込みが商売の公安にとっても5年に1度の最大行事である。夜中といえどもパトロールに油断の有るはずが無い。


 しかし、しかし、事もあろうに、首都北京のど真ん中に、米国に世界を二分して支配しようと持ち掛けている覇権主義の盟主・習王朝及び習近平皇帝を批判する大胆な2枚の横幕が出現したのである!


 事前にSNSで習近平政権を痛烈に批判し、批判の拡散を依頼するメッセージを発信した後、更にそれらを大書した横幕を高架橋上に張り出すまでの行動を起こしたのは、ハンドル名「彭載舟」という男性であるとされる。
 あの鄧小平先生もものかは、何人かの先人を追い抜き、毛沢東と直接肩を並べる勢いの習近平を相手にここまでの喧嘩を売れる人間が、まさか市井に存在していたとは!
 その勇気を讃え、「勇士」とか、「新タンク・マン」(1989年6月4日、「天安門事件」の際、解放軍のタンクの前に立ち塞がり前進を止めた男が初代の「タンク・マン」と讃えられているのにちなむ)と呼ばれることになった「彭載舟」は、本名が「彭立発」という電磁関係の技術者で、専門誌に業務関係の文章を発表したりもしていたようで、極めてまともな技術者のように思える…


 事件発生時の画像や説明によると、橙色の上着に黄色のヘルメットという道路管理の職員のような装いで横幕を掲示したり、注意を引くためにタイヤを燃やしたり、ハンド・マイクのような道具を使って発声による周囲への呼び掛けも行なっていたようで、逃げずに堂々と主張を貫いていたところを現場に駆け付けた公安に身柄を確保されたとのことです。


(もう1枚の横幕についても引き続き発信する予定です…)