松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

建国記念日を祝う盛大な打ち上げ花火が、いきなり線香花火に!?

 10月1日の国慶節から5日までの連続5日間、中共は、戦闘機・爆撃機を含む空軍機延べ150機を台湾の防空識別圏に侵入させるという威嚇的軍事行動を行なった。


 習近平政権の意図について、共同通信社は、
「米英の空母が参加した米英日・共同訓練が2~3日に沖縄南西地域で行なわれたことを受け、習近平主席が台湾への軍事圧力強化を指示した」
と報じたが、
実際には、台湾への威嚇と言うよりも、米英への威嚇という意味の方が強かったのではないか、との見方が有力である。


 と言うのは、その尻すぼみの終わり方がいかにも奇妙だったからである。
 何しろ、4日の過去最高機数と翌5日の「ただの1機」とでは、落差があまりにも大き過ぎるではないか!
10月1日 38機
  2日 39機
  3日 16機
  4日 56機…過去最高!
  5日  1機
  6日  0機、行動終了・・・


 実は、その間の4日、米国務省のプライス報道官が中共に対して発した「台湾への圧力や脅迫を止めるよう強く促す」という警告がかなり強硬な態度表明だったというのだ。


 そこで、予定を変えて急遽止めることにしたというのだが、習主席のせめてもの面子立てのために、全く無意味ではあるが「1機侵入」だけは何とか突っ張って行なった、ということのようで、最初の勢いは何処へやら、という一幕でしたとさ・・・