松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

厚労省も? イベルメクチンの足を引っ張る『謎の仕掛人』たち…

「日本細菌学の父」、「近代日本医学の父」として知られ、間も無く新千円札の顔となる予定の北里柴三郎博士。


 博士が創立した北里研究所、北里大学で研究を続けノーベル医学賞を受賞した大村智(さとし)博士。


 そして、大村博士が発見した抗生物質「エバーメクチン」を改良して「イベルメクチン」を開発した米製薬大手メルク社。
「イベルメクチン」は、アフリカの風土病で失明の原因ともなる「オンコセルカ症(河川盲目症)」等に大いに効果を発揮し、世界保健機関(WHO)を通じアフリカや中南米等で延べ10億人以上に無償提供され、多くの人々を失明の危機から救う等の貢献をしてきた。


 これらの実績が積み重ねられ、今また武漢肺炎への治療効果の点でも注目を浴びようかという「イベルメクチン」であったが、何故か、今、謎のルートでそれらの実績を否定するかのような動きが喧伝されているというのだ。


 私は、大村先生のノーベル賞受賞の時に紹介された経歴の中の、
●大学卒業後、東京都立墨田工業高校の夜間部で教壇に立った。とか、
●弟の面倒を見るため、私立大の非常勤講師のアルバイトをした。
●どこに行っても、その地の微生物を採取し、研究の対象とした。
等の話に、人柄を表わすいい話だ、という思いを持っている。


 そして、あちこちで採取した無数の微生物の中の一つが、静岡県のゴルフ場で採取した「エバーメクチン」だったというのが、博士の努力に対する神からの贈り物であったかと考えると、以下の情報が甚だ残念でならないのです…