松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

台湾のデジタル担当大臣オードリー・タン(唐鳳)って…

 2016年に台湾史上最年少の35歳で入閣したオードリー・タン氏については、知っている人は知っているが、知らない人は知らないという、謎だらけの人物である…


 以下に紹介するサイトの記事は、台湾在住の日本人の女性ジャーナリスト・近藤弥生子氏による文章だが、今や彼女の筆になる単行本も出ているので、タン氏の知名度も段々上がってきているものと思われる。


 いずれの文章も「彼女」の呼称を用いているが、写真を見る限りでは、身長180cmという「大男」である。
 8歳の時からプログラミングの独学を始めたなどその才能の開花の早さとともに、トランスジェンダーであることも話題を呼び、また、昨年の武漢肺炎の蔓延に際しては、市販のマスクが買い占められてパニックを起こさぬよう理性的な購入のためのアプリケーションを開発したことで、また一段と有名になった。


 中国語世界に身を置く一人として、手遅れにならぬうちに採り上げねばならぬ『人材』であることに間違いは無い。


 日本には、「独活の大木」とか「大男総身に知恵が回りかね」等の言い回しが有るかと思えば、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」とか「柔よく剛を制す」等という言い回しが有り、大きそうなもの、強そうなものには好意を感じず、小柄なもの、弱そうなものを贔屓する「判官びいき」という心理的傾向が強く認められるので、身長が180cmも有るというのは一種マイナス方向の指標であるのだが、偶然とはいえ、IQが実に身長と同数の180も有るということで、一挙に人間離れしてしまい、却って問題にならないかのようである。


 さて、8歳から学んだプログラミングで15歳に起業、開発したソフトウェアがわずか3~4年の間に全世界で約800万セットも売れたという話だから、才能は本物、人に訴える仕事ができるということだろう。


「文書が拡散されやすく高い満足度を呼ぶためには、ユーモアが必要…」ということで、行政院(内閣)でフェイクニュース対策を担当した時に手掛けた画像が以下のものだったと言う:

 行政院長(内閣総理大臣)・蘇貞昌氏個人の facebook に投稿する形で発表された画像には、蘇氏本人の現在のてかてか頭の写真と若い頃のふさふさ頭の写真を載せ、
「7日以内に染めとパーマを続けて行うと(こんな悲劇的な結果を招くので)罰金100万」
【これこそがフェイクニュースだよ!】
という、行政院長も思わず苦笑いするようなユーモラスな画像に仕立てられています。


参考サイト:それでは、近藤弥生子氏の文章を直接お楽しみ下さい。元気が出ると思いますよ: