松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

もう日本には亡命できなくなった王毅…

「来たい、来たい」と言い続け、「習近平・国賓」の道筋をつけに来たはずが、天下分け目の大失敗! 火達磨になった王毅…という話である。


 茂木外相との会談後の記者会見で尖閣問題について言いたい放題、言うに事欠いて、「日本の『偽装漁船』が中共の領海に入って来ないようにしろ!」と言った。


 中国語がわからない茂木外相にしてみれば、事の成り行きに驚いたに違いなかろうが、そもそもは害務省が設定したであろう記者会見の進行に大きな問題が有ったということが盛んに指摘されている。


 記者会見が、日本外相の発言、中共外相の発言、そして、質問無しで終了、という設定で行なわれたことと、茂木外相が中国語がわからないという点に付け込んだ王毅は、中共が1970年に突然『固有の領土』と主張し始めた尖閣諸島について、盗人猛々しくも、「日本の『偽装漁船』を尖閣に近付かせるな!」と話したというのだ。

 初めから質問は受けないということになっていたし、すぐに次の予定に流れたらしいので、茂木外相には王毅の発言を知りそれを咎める機会が無かったらしい。


 それにしても、日本人にとって『偽装漁船』というのは全く存在感の無い言葉であり、誰が、何の目的でそういう行動を起こすのか、まるでイメージの湧かない概念である。
 泥棒が自分たちの手口を他人に押し付けようとしても、本来泥棒しか知らない手口だから、一般の人間にはピンと来ないのである。


 さて、その後の自民党の動きを参議院議員の青山繁晴氏が紹介してくれているので、Youtubeを見てみよう: