松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

【諺】[兔死狗烹]ゼロコロナ終了で御用済みの戦狼報道官…

兔死狗烹”:兎が死んだら犬が煮られる
狡兔死,走狗烹”:狡兎死して走狗烹らる(こうとしして、そうくにらる)
「足の速い兎が死んでいなくなったら、用無しとなった猟犬は煮て食われてしまう」


 同じ趣旨の言い回しに:
飛鳥盡,良弓藏” 「飛ぶ鳥が居なくなったら、いい弓もしまわれる」
敵國破,謀臣死” 「敵国を破ってしまったら、知謀の臣は死ぬだけだ」
が有り、
 運が良ければ、出番を失い引っ込むだけで済みそうだが、何かの役に立つということは一定の能力が有るということだから、その能力が必要無くなったら、すぐに処分してしまうのが賢明だと、組織の統領(トップ)というものは考えるものらしい。
 No.2を叩くというのはよく聞く話だが、猜疑心の強い統領にかかっては、少し目立った部下も許されないらしい。


 中国「戦狼外交」の立役者の一人、趙立堅報道局副局長は外交部を代表してこれまで数々の戦果を挙げてきた:
◆葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」に悪戯描きをして日本の福島原発の処理水問題に因縁をつけたり、
◆武漢ウイルスは運動会に来た米軍が持ち込んだ疑いが有ると言い掛かりをつけたり、

さてまた、
◆オーストラリア軍の兵士がアフガニスタン人の子供の喉元に小刀(ナイフ)を突き付けているような合成画像を投稿したり、
時に twitter も悪用しながら、向かう所敵無し、中国外交部の名を世界中に強く印象付けた勇者である。であった。


 習近平国家主席が断固として「ゼロコロナ政策」を標榜していた時には、もちろんその尻馬に乗り大いに煽っていたものである。
 しかし、何を隠そう、自分がコロナに罹ってわかったのは、そんな勇者が実は何の薬も手に入れられず、一時は死亡説も流れるほど消えかかったこと。
 たまりかねた奥さんが本人に代わりSNSで吠えたので、どうにか生存が確認できたのだとか。


 どの顔下げればそんな恥ずかしいことが出来るのかと思えるような大どんでん返し
「大失敗のゼロコロナ政策」➡「逆切れのフルコロナ政策」
にはさすがに、上には上が居ると、勇者も世界中の中国観察家(ウオッチャー)も驚いた。


 そして、趙立堅の役目は終わり、外交部の他局に異動…



参考サイト(4頁の「戦狼」記事より趙立堅氏に関連する部分):
(3ページ目)足フェチ動画に“いいね”…中国イキリ外交官64歳が「世紀の誤爆」で大炎上の悲劇 | 文春オンライン