松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

中共に何かを期待しても、敵はそれを弱みとしか理解しません…

首相官邸にメールを打ちました。
テーマ:中共に何かを期待しても、敵はそれを弱みとしか理解しません。益無い後退はもう止めましょう…


 私は、安倍政権のこれまでの施策につき、当初不可解な思いを持った件も多々有りましたが、結果としてその深慮遠謀に感服することとなった件が全てであったと言って過言でないと思い、ここにあらためて賢明な施政に敬意を表するものです。


 しかしながら、現在、唯一、習近平を国賓とすることについては、いつまで考えても、また、考えれば考えるほど、納得が行きません。


 この件の深慮遠謀は、安倍首相が長く携わっている北鮮の拉致問題であるに違いないとかねがね思っているのですが、武漢ウイルスの蔓延とともに展開される中共の対日外交を見るにつけ、もうどこかで流れを変えなければ取り返しのつかないことになりはしないか、と思うようになってきたのです。


 安倍首相は、今までの政権がなし得なかった「戦後レジームからの脱却」を旗印に目覚ましい実績をここまで積み上げて来ました。
 やや緩みが出て来たかのように見える昨今ではありますが、何とか任期内に成果を出したい課題として、「憲法」と「拉致問題」が残っています。
 私は、拉致被害者救出に繋がり得る全てのルートを確保しておくため、あの軽蔑する中共が持つ北鮮カードをさえ生かそうとしているのが安倍首相の「死んだふり」、「正規の軌道に戻った日中関係」であるはずと、ずっと思ってきました。


 しかし、2012年11月胡錦濤に代わり中共のトップに立った習近平は、一貫して国内は人権無視の圧政、周辺諸国へは侵攻を続けています。


 また、GDPで世界第二の大国となって以降は、アメリカに二国で世界を分割支配しようと呼び掛けながら、その実、アメリカと衝突する傾向に一層拍車をかけ、米トランプ政権とは全面戦争直前の様相を呈してきました。


 ことここに至るまでには、我が国の国民を一方的無法に拉致監禁して憚らず、我が国の領土に対しては、1960年台から突然「我が国の固有の領土である」旨の主張を繰り出す等、敵対的行動で一貫し、尚且つその度合いを強める一方です。


 平和的な事態の収拾は不可能であると判断をせざるを得ませんので、是非今後は徒に中共と妥協すること無く、我が国の国益及び国際社会の安定維持を優先課題として正面から取り組むようお願い致します。


 令和2年6月1日