松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

2019年の流行語 “车厘子自由” ってなぁ~んだ?

  何でだろう? 「記事を編集」をクリックした(と思った)ら、本文が全部消えた・・・
 今日中に復旧できるだろうか? 明日になるか・・・ 1月28日(火)23:43


 “车厘子自由” の “自由” は日本語の「自由」とほぼ同じと考えられるので、全体は、
「 “车厘子” が/は 自由だ」という構造になっていると想像できます。


 では、 “车厘子(chē lí z)” とは何なのか?
 “车” che1 = 日本語での文字の形は「車」。「自動車」のほか、ちょっと特殊な機械類も含みます。
 “厘” li2  = 長さ、重量、利率など計量の単位。現代日本では「打率3割4分5」が唯一の使い道かな?
 “子” zi 又は zi0 (=軽声)  =「餃子」、「椅子」などと同様接尾辞だと思います。


 三文字をバラしてみても、何のことやらさっぱり見当がつきません。
 “车厘子” で一語なのか、 “车” + “厘子” の二語なのか? わからない。


 可能性としては、
① “车厘子” の三文字で一語。
 あるいは、
② “车” が「車で運ぶ」等の動詞で、“厘子” が目的語。“车” + “厘子” の構造となり、「車で “厘子” を運ぶ」という構造になっているのか?


 そこで、次に、上の画像内の “释义(解説)” を見ると、1行目に “购买车厘子时( “车厘子” を購買する時)” という言い回しが有り、ここまで来て初めて “车厘子” というのが何か一つの物を表わす単語のようだ、と確信を持てることになるわけです。


 あとは一直線に “车厘子” (chē lí z)で検索をかけて絞り込めばいい・・・


参考サイト: “车厘子” と 桜桃(さくらんぼ)にはどういう区別が有るのか?;

「区別する」ということは、似ても似つかぬ “车厘子” と “桜桃” が似ているということだ!?


まさかサクランボとは想像もつかない『車厘子』という呼び名。
台湾からも「知らなかった。大陸での呼び名だ」との反響が有ったことをお伝えしておく。


それでは、サイト内で述べられているサクランボの大雑把な区別について見てみよう:


1)樱桃分大樱桃和小樱桃两种,小樱桃个小皮薄不好运输。
 サクランボ(桜桃)には、大桜桃と小桜桃の二種が有る。
 小桜桃は大きさが小さく、また、皮が薄いので輸送にやや難が有る。


2)大樱桃相对于小樱桃皮厚个大便于运输。
 大桜桃はその逆で、小桜桃と比べて皮は厚く実が大きく、輸送に便利である。


3)大樱桃分为国产和进口两种,进口大樱桃一般称为车厘子,颜色较深,味道较甜。
 大桜桃には国産と輸入品の二種が有る。
 輸入大桜桃は一般に『車厘子』と呼ばれ、色がやや濃く、味が甘目である…
                     [以上、品種の区別についての12行は、2月9日に追記]



 以上、二日がかりでここまで来ましたが、実は、今日は今日で文章が消えてしまうトラブルが有りました。


 NIftyのブログである「ココログ」にあまり書かなくなったのは、実は、ココログの文章が消えてしまうトラブルにも一因が有ったと思っています。
 別の場所に下書きをすればいいことなのですから、是非、今後はそういう努力を惜しまぬように致しましょう…


(追記:その後、ふとした時に、 “車厘子”(chē lí z)は、英語 “cherry”(チェリー)の発音を模した漢字群で、『車、自動車』の意味などは毛頭無いことにやっと思いが至りました。
 せっかく思いが至ったのですから、重い腰も上げねば、ということになり、2022年3月、これまで書いてきたブログを整理し『言語館』というサイトを設けるに当たり、本項にも追記を致しました。2022年3月21日記)


[参考]『言語館』