松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

『ならぬことはならぬものです』…

 破綻した方針は、すぐに改めなければいけません…


 政府の方針の一つに:
「中共を刺激しないように、尖閣諸島には日本国民も近付けさせない、上陸させない」というのが有り、「こちらが何もしなければ、向こうも何もしないはずだ」という、以心伝心が通じる相手であるかのように、「まともな相手であるならば」という、考えてみれば外交における学習効果が全く無かったことをあからさまに証明してしまう、所謂「大人の対応」をこれまで続けてきました。


 しかし、その結果は、合法的権益を持つ日本の漁民が「大人の対応」作戦に敬意を表し近付かないでいることをいいことに、領土を狙う侵犯者たちが、逆に、堂々と我が海域を荒し領海侵犯を繰り返しています。
「大人の対応」が効果を表わしていないどころか、連中の我が領土への「サラミのつまみ食い作戦」は日ごとに頻度も大胆さも増しています。
 我が政府の「大人の対応」作戦がすでに破綻していることは誰の目にも明らかです。


 失敗した方策を改めないでおくということは、敵に誤った信号を送り続けることであり、被害の拡大と相互の不信感増大を招くものです。
 日本政府は、誤りを改むるに憚ることなく、きっぱりと相手の野心、野望を打ち砕くべく新たな方針を打ち出すべきです…