松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

[激珍!映像] 中国の “ロック・アウト弁当” …

 今、中共では再び武漢ウイルスが爆発しそうになっているそうで、あの2,000万都市の上海も封鎖される(ロック・アウト)予定だとか。


 以下に紹介する Youtube の番組は、ニッケル金属の価格の件が主題なのですが、「たまには軟らかい情報も…」ということで、【6分30秒過ぎ】ぐらいから中国・上海で自宅軟禁とか隔離施設に収容となった時に支給される弁当が紹介されているので、その部分、後半4分のみを抜粋してみました。


 日本人が考える「弁当」は、一般に、朝家を出る前に作って昼休みに学校や職場で食べるというのが基本ですから、昼、食べる時にはもちろんすっかり冷え切っているというのが普通です。
 もちろん、豪雪地帯など極寒地の冬は暖房をガンガンつけますから、その近くに置いておくことで温かい弁当が食べられる、という例も有ることは有りますが、年間を通して全国的に考えた場合、それは例外で、普通は御飯もおかずも冷めたものをいただくという形だと思います。


 一方、冷たくなった食べ物は食べないとされるのが中国人なので、中国でも台湾でも、料理人の居ない所で「弁当」を食べるという習慣は極稀だったはずですが、さすがに非常事態ともなると、「命有っての物種」ですので、それなりに対応するようです…


 市内の地区別で弁当が違うようで、6地区のものが紹介されています:
1[宝山(bao3 shan1=パオシャン)]
2[静安(jing1 an1=ジンアン)]※骨付き肉なのでしょうか、周りがガラ空きで寂しい。
3[黄埔(huang2 pu3=フアンプー)]
4[青浦(qing1 pu3=チンプー)]
5[楊浦(yang2 pu3=ヤンプー)]
6[長寧(chang2 ning2=チャンニン)]※おかずが野菜炒め1品しか無い!


 私は肉が嫌いだからどうでもいいことなのですが、
2[静安地区]の骨付き肉の一角が、肉の周りがガラ空きで寂しいのが気になりました。


 日本人なら皆そう思うのではないでしょうか? 作る側もきっと何かをすると思います。付け合わせの野菜類を持って来るとか、弁当箱の区画割りのデザインを変えるとか、要は見せ方にも一工夫をすると思います。止むを得ない場合には、利益を減らしてでも何かをしようとするのではないでしょうか?


 中国では、あるいは、
「肉は高いんだから、見た目の量が少なくなるのは当たり前だ」
「うん、それもそうだ」
でお互いに納得して終わるかもしれない問題ですが、日本では食事の満足度に見た目の美しさも含まれますから、只では済まないと思います。


 そういう「こだわり」が、あるいは、「おもてなし」に通じているのかも、と…