松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

どうした中共!? 譲れない「核心的問題」で後退に次ぐ後退…

 戦狼たちが可愛いポチに見えてきた…


 領土等の国家の尊厳に関わる「核心的問題」は、「絶対に譲らない、いや、譲れない」、と言っている中共の戦狼たちだが、米国の前では『借りて来たパンダ』のようにおとなしく、自分たちが宣言した ❝red line❞ やら ❝底線(bottom line)❞ を、米側にいともあっさり破られても、自分たちもいともあっさりと黙り込んで収めている。


 論戦で相手を言い負かすか、へこましたと思う時、彼らは国を挙げて鐘や太鼓で大騒ぎをし、御用メディアも党上層部を持ち上げる提灯記事を書きまくるが、論戦で言い負かされたり、嘘がバレたり、「絶対に譲れないレッドライン」を破られた時は、「三十六計逃げるに如かず」、口を噤んでドロンを決め込む。


 彼らは黙り込むことで、国内に情報が流れるのを防ぐので、国民は、戦狼たちが海外ではボコボコにやられまくってサンドバッグ状態になっていることを知らないし、責任問題も発生しない。


 私などは、問題が大きければ大きいほど、どんな嘘話が聞けるのか興味が有り、何か言ってもらいたいのだが、彼らはレッドラインを破られた時、きまって黙り込む。即ち、何も無かったかのようにスルーしてしまうのだ。


「米国の軍人が台湾に上陸したら戦争だ!」と「環球時報」の編集長が、党高官に成り代わって叫んでいたが、台湾・蔡英文大統領は、具体的な人数は答えないながら、米軍人が台湾軍の訓練に当たっていることを明らかにした。
 しかし、戦争が始まる気配は無い。


 そして、今度は「多数の米議員の空軍機での台湾訪問」であった…


 国内では暗殺に警戒しなければならず、国際的にはあと3ヶ月後の北京冬季オリンピックを夏の東京五輪よりすばらしいものにしなければならないし、習近平さんが、今、痩せる思いであることは確かだろうとは思うのだが・・・

 尖閣諸島は紛れなく自国の領土でありながら、中共泥棒に気を遣ってきた遠慮深い日本国、中共の言う「譲れない問題」の化けの皮は剥がれているのだが、「親中派」かと懸念されている林芳正外相では、やっぱり何もできないのかなぁ・・・