この豪雨で「日本のオックスフォード」が危ない!
今、豪雨が日本を襲っています。
直近の時間帯では、九州が特に激しいようで、長崎県、佐賀県、福岡県に「大雨特別警報」が発表されています。
この雨については、早くから警戒を呼び掛ける報道が続いているのですが、私には、その中でキャッチした「牛津」という地名をそのまま放っておくわけにはいかない事情が有ります。
どういうことか?
私と同年配、あるいはやや上の世代で、「亜米利加」「英吉利」「墨西哥」などの漢字表記を面白がる人であれば、「牛津」も、一度や二度どこかで目にしているのではないかと思われるのです。「牛津」=英国・オックスフォード大学の “Oxford” として。
「牛」= “Ox” という初歩的な語と、「津」= “ford” ? という地理の専門用語が組み合わさって出来たんだろうなぁ、というのがほぼ共通する “オックスフォード” との初めての出会いだったのではないでしょうか?
今の辞書のことはわかりませんが、昔の英和辞典の序文にはよく “Oxford University” 編の辞書の翻案…のような解説が付けられていたような気がします。
今から考えると、日本に跋扈する「米語」に対抗するため、本家本元 “Queen's English” を強調するため、この大学名が頻繁に使われていたということかもしれません。
ただ、“Oxford” という英語の地名と日本語の「牛津」という地名の成り立ちが、それぞれどうであったかは、実は、今もわからないままなのですが、いずれ人類の地名の付け方という観点から考えれば、一方は “Ox” + “ford” であり、もう一方が「牛」+「津」であったであろうと考えても、当たらずといえど遠からずではないかと思っています。
その、佐賀県の「牛津」という地名、今は町村合併で「小城市」の一部ということになり、あまり表には出て来なくなったのかも知れませんが、
世が世なら、
大学でも開こうものなら、
正に「日本のオックスフォード大学」であることに疑問の余地は無いのです:
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