松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

中国共産党に騙され続ける「人の良い民主主義国家」…

 菅義偉新首相を「中共ズブズブ」だと言う人がいる。
 またも留任となった自民党の二階幹事長は、アメリカお墨付きの「媚中派」である。


 しかし、中共の外交を見れば、途上国を借金漬けにして植民地を拡大するなど、自己の利益のみを目的とする不倶戴天の「戦狼外交」であり、つい最近では台湾を訪問したチェコの外交団に対し「高い代償を支払わせる」と恫喝したと、アメリカには必ずしも同調しない欧州諸国でさえ強い嫌悪感を抱いている。


 少なくとも8人の日本人が、理由も明らかにされないまま提訴されたり有罪判決を受け、人質にされている。
 外務省がいくら問い合わせても、言いたくないことは言わないと、格下の害務省チャイナ・スクールには答えようともしない。


 日本の領土について言えば、1969年に中共自身が発行した地図でさえ、日本名の「魚釣島」を使い日本領であることを明記している尖閣諸島に対し、海底資源の存在が明らかになるやいなや、中共の「固有の領土」であると言い出し、法律まで新たに制定して急ぎ「核心問題」に格上げしてしまった。
 領土については、野心を剥き出しに「新たな固有の領土」を今も開拓し続けている。


 こういう中共が、今、菅首相の誕生に対し、諸手を挙げての祝福を表わしているという。
 狙いは、もちろん、中共にとっての利益のみである。「これまで騙され続けた」と猛攻に転じ出したアメリカからの攻勢に耐えられなくなっている今、日本にどこまで膝を折って助けを求めて来るのか、いやいや、格下の日本は、ちょっと挨拶すれば、尻尾を振って靡いてくるだろうと依然舐められているのか?


「国賓」の話などが生き返って来ては、「敵」の思う壺だと思うのだが…