松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

【標題】复旦大学修改章程删除“思想自由”,引发学生抗议

【見出し】復旦大学が校則を改訂し『思想の自由』を削除、学生の抗議を招く


 上海の名門大学・復旦大学が、習近平思想及び共産党の指導に恭順の意を表し、校則を改訂して『思想の自由』を放棄しました。


 習近平が独裁的な権力を確立するにつれ、時代に逆行する個人崇拝、また、産業技術の発展を悪用した共産党の監視統治が強まってきました。
 更に、今年は、香港の学生による過激な政府批判が半年の長きにわたり世界の注目を浴び、「悪夢のような」、ではなく、文字通り「悪夢の共産党支配」が益々強まるものと憂慮される今日、今度は、最も権力支配を嫌うはずの大学が、進んで? 共産党に跪きました。


 記事にも出て来ますが、これまでのところ、3つの大学が自由を投げ捨てたそうです。
 復旦大学のほかは、南京大学と陝西師範大学です。いずれも紛うこと無き “重点校” でしょう。
 共産党のお膝下の北京のことが記事には出て来ませんが、私兵の人民解放軍を有する共産党のことですから、すでにパーフェクトゲームで終わっているのかもしれません。


 あるいは、北京大学と清華大学などは、見せしめの為、名前も変えられてしまうかもしれませんね、北京共産党大学とか、清華紅軍大学とか。
 高い文化や悠久の伝統など一党独裁には邪魔なものだと思っているでしょうから…


参考サイト:2019年12月19日付ニューヨークタイムズ中文版