松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

『肛門PCR』は習王朝の新たな朝貢儀礼である…

『中国 新たに肛門PCR』という聞き慣れない言葉のニュースが有った。


 よせばいいのに、中共はジャブのつもりか、それとも本当にダウンを奪いにいったのか、この時期、アメリカの外交官に対する『武漢ウイルス』の検査に、 ”肛門から検体を採取する" 方法を採用することを要求したらしいのだ。


 はて、初めて聞く『肛門PCR』とは?と、すぐにニュース映像を探したところ、戦狼外交官・趙立堅は、“gang1  shi4 zi  jian3  ce4” と5文字で表現していた。


「肛門」は、“gang1 men2” だから、“gang1” は問題無い。
 “jian3  ce4” も、「検測」だから、問題無い。
 問題は、“shi4 zi” だ。我が頭の中に “shi4 zi” は、『柿子』しかなかった。果物の「柿」である。
 “肛 柿子 検測” か!?


 よりによって、「肛門」と「果物」では出口と入口ほどに距離が違うではないか。
 渋柿を食べると尻の穴がすぼまる、ぐらいの関係は有るかもしれぬが、科学的な検査とは結び付かない。


「有り得ない~」と思いながら、中共外交部の記者会見の記録を当たると:
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赵立坚:我向我的同事进行了核实。据我所知,中方从未要求美驻华外交人员进行肛拭子检测
趙立堅「(外交部の)同僚に確認してみたが、私の承知する範囲では、中国側がアメリカの駐華外交官に肛門PCRの検査を要求した事実は無い。」
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とのことで、私の『中日大辞典』には無いのだが、“shi4 zi” は “拭子(綿棒)” だった。



 ところで、このニュースのもっと重要な点は、こういう類の検査方法を導入しようという根性の問題である。
 上の肛門検査の絵を見ても、皇帝に対する下の『叩頭』儀礼を見ても、相手に屈辱感を植え付けて圧倒的な身分の差を知らしめようという根性が手に取るようにわかる。


 中共とお付き合いがしたくて朝貢する者は、入国に際し誰でも習近平皇帝に対しこのような礼儀を尽くさなければならない、ということを実際に似たような姿勢を取らせることで、全世界に知らしめようとしているのだ・・・