松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

KANANO(金足農)と KANO(嘉義農林)の共通点…

 第100回という記念すべき夏の甲子園大会は、今どき希少な、選手全員が県内出身者という秋田県の金足農業が東北に初の優勝旗をもたらすのか、はたまた、大阪桐蔭が二度目の春夏連覇という偉業を達するのかという、どちらが勝っても大ニュースの決勝戦で大いに盛り上がった。


 結局、大阪桐蔭に軍配が上がったわけだが、金足農という農業高校の準優勝は、1931年の大会でやはり準優勝した台湾代表の「嘉義農林」を思い起こさせ、台湾にまでも応援の波が広がったとのことだ。


 その共通点について、2014年の台湾映画『KANO』で日本人の監督役を演じた永瀬正敏さんはフェイスブックで:
▽嘉農と金農のユニホームの文字が「KANO」と「KANANO」で似ている
▽金農の決勝進出が農業系高校としては嘉農以来83大会ぶり
▽決勝戦の日付が同じ8月21日
▽嘉農と決勝を戦った中京商業学校のエースと金農のエースの苗字が同じ「吉田」
――であることを紹介したほか、


 産経新聞では:
▽嘉農も金農も全試合を9人で戦い抜いた
▽嘉農を倒した中京商はこの年の初出場初優勝から夏3連覇を成し遂げ、金農を破った大阪桐蔭は史上初の二度目の春夏連覇を達成、ともに “大きな壁” に優勝を阻まれた
ーーことを挙げている。