松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

「他人を貶(おとし)めない日本人」≠「弱い日本人」…

【大東文化大学・中国語大辞典】
他人の災禍を喜ぶ.けんかと火事は大きいほどいい.人の災いは我が幸せ;ざまあみろという態度をいう


【愛知大学・中日大辞典】
他人の災いを喜ぶ.他人の災いをいい気味に思う.


【小学館・中日辞典】
他人の災難を見て喜ぶ.他人の不幸を願う.


 ちょっと調べてみると、同じ意味では、ドイツ語の「シャーデンフロイデ」という語が、もしかすると、世界中で一番有名なのかもしれない。
 上の辞典の訳語の元は、❝幸災樂禍/幸灾乐祸❞(xing4 zai1 le4 huo4)という中国語の「成語」である。


 こうして見ると、日本語だけは、いかにも説明調で語呂が悪い気がする。
 麻雀で他の人が「わぁー、失敗したぁ!」と言うと、「他人の失敗は蜜の味」と受けるパターンもよく聞くが、これも語呂が悪く、長年揉まれて定まったきたという落ち着きが無い。
 言ってる人間も、もっと洒落た言いようが無いものか、やや恥ずかしく思っているに違いない。


 この現象を、私は、「日本人は、古来、人の災いを喜ぶ習慣が無いのではないか」と思うようになった。


 歴史を捏造して日本に集(たか)ろうとする支那人と朝鮮人、そして、彼らが腹の底では軽蔑しているであろう祖国を裏切る「左翼」日本人。
 世界の中でこれらの人種だけが、不思議なことに、日本人を徹底的に貶めようとしている。


 これらの人種は、「人の災いを喜ばない」「人と争うことを好まない」日本人の民族性を熟知していればこそ大嘘も恥じずに歴史をでっち上げているように見えるが、実は、彼らは、それらの特性を「日本人は気が弱いから」と勘違いし、「日本人には、攻めて、攻めて、攻め続ければ勝てるはず」と思い込んでいる節が有る。


 国際条約の無視、海上自衛隊へのレーダー照射等、世界中が一目でわかる嘘を吐き続けて、最後はどの面下げて落し前をつけようとしているのか?と、こちらは、まだ懲りずに、逃げ場の心配までして上げている…


 あの驚くほど根拠の無い突っ張りこそ、「日本は弱いから、攻めれば落ちる」という読み違いの証であろう・・・