松本克のブログ

国立高校の甲子園出場に関する記事でこのブログに巡り会ったので、その辺りのことが中心になるかな・・・

「共同富裕」の犠牲になる前に、『親中』パナソニック中国撤退…

 2012年10月、米紙ニューヨーク・タイムズ及びロイターが、相次いで当時の中国の首相・温家宝一族の巨額蓄財を暴いたことがあった。


「裕福でない家庭の出身で庶民への思いやりが深いことで知られる温氏が指導部入りした後、夫人を含む一部親族が、強引な手法で少なくとも27億ドル相当(約3,000億円)の資産を蓄えた」と報じたのだ。


 あの一見実直で温和そうな温氏にしてからがこういうことが報じられる中国共産党、本人からの申告でないから、正確なところは不明だが、更には、「幹部100人 スイスの資産 1,000兆円」➡ 一人当たり10兆円 という話まで伝わってくるのである:
中国共産党幹部の隠し預金・1000兆円 : あけっぴろげてあらいざらいのあるがまま


 さて、そんな中国共産党の裕福な幹部たちだが、自分たちの荒稼ぎした財産には一切手を付けずに「共同富裕」という国策を達成しようってのは、ちょっと虫が良過ぎはしないか!?


 当然、共産党の引きが有ったればこその大成長ではあったのだが、それにしても、アリババ等の国際的大企業に罪をかぶせて巨額な罰金を取ったり、人気女優の稼ぎを横取りしたり、これからは中国に進出している外国企業からも『刈り取り』を始めるだろうとか、自分たちの隠し財産のことをすっかり忘れているというのはどうしたことだ!


 この動画は、中国では古参の外国企業・パナソニックが「刈り取られる前に引き揚げよう」としているかのような情報を伝えてくれる: